人間関係考察;水をさす
以前『空気を読む』という言葉をご紹介しましたが、今回は人間関係考察として『水をさす』という言葉について考えてみましょう。
「人間関係に水をさす」
「ものごとに水をさす」
「二人の仲に水をさすようなことを言う」
こんなふうに使用されることが多いことわざですが、どのような意味があるのでしょうか。
『意 味:水を加えて薄くしたり、熱いものをぬるくするの意。仲のいい者どうしや、うまくいっている物事に、わきから邪魔をすることのたとえ』(ことわざデータバンクより引用)
このことわざの語源は料理からきているようです。料理では水をさすことで、「味の濃いものに水を加えて薄くする」、「熱いものに水を入れて温(ぬる)くする」、「料理の味付けで丁度良い具合いに出来ているところに横合いから水を注(そそ)いで、台なしにしてしまう」ということから、仲のいい者どうしや、うまくいっている物事に、わきから邪魔をすることのたとえとなったようです。
人間関係にまつわることわざには、「空気を読む」、「水をさす」以外にも、「火に油を注ぐ」とか「甘い関係」、「蜜月関係」など料理や食に関係するものが多いような気がしますね。やはり食は生活の根幹をなすので人間関係に例えられることが多いのでしょうか。
実際の人間関係では、水をさしたり、水掛け論で険悪になったりせずに、コミュニケーションよく甘いお菓子のような甘い関係か蜜のように甘い蜜月関係でありたいものですね。今回は人間関係にまつわることわざの紹介でした。