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人間関係と信頼

友人関係や師弟関係などの人間関係の基本は信頼関係。
当たり前のようですが、これって人間関係の本質だと思います。人間関係には信頼関係が必要です。

信頼関係は、心理学の世界では『ラポール』と呼ばれ、とても大切なものとして考えられています。信頼関係が築けていれば、あなたの話は素直に聞き入れてくれるでしょう。逆に信頼関係が築けていない場合は、どんなに正論を主張しても、相手に理解されることは難しいものです。

人間は理屈だけで動く訳ではありません。どちらかというと、感情で動くといってもいいかもしれません。どんなに正論を並べ立てても、感情を動かすことが出来なければ、人間を動かすことはできません。その感情に訴えるためのポイントが、信頼関係なのです。

相手の感情を無視して、意見を押し付けるとき、信頼は引き落とされます。逆に相手の意見を尊重して相手の感情を受け入れるとき、信頼は貯蓄されるのです。人間は、自分の考えと合わない意見を聞いたとき、相手を批判しがちですが、批判せずにただ受け止めることが大切です。

大切なのは、相手の感情を理解してあげることです。そうして感情を理解することを繰り返して、はじめて相手に自分の意見を理解しようという感情を抱かせることができます。相手の話を誠意と尊敬の念を持って聴く『傾聴』の姿勢が大切です。

すぐに信頼関係を築くための特効薬はまだ見つかっていません……。でも信頼関係を築く最初の一歩が傾聴であるということは確かなのではないでしょうか。